AAUIトランシーバを直す

 職場のLANで使っていたAAUIトランシーバが全然通信しなくなってしまったので、直るかどうか試してみることにした。 まあ壊れているんだから、いじってみて生き返れば儲けもんで、だめならだめでまた買うことになるんだけど、いじって済めばお金がいらないので。

 まずは分解してみるわけだが、ばらすのが大変。プラスチックの合わせ目がきっちりとしていてネジとか爪がない。どうこじっても開かない。
 結局はプラモデル用のマイクロカッターで被覆しているケースを切ることになった。中味に傷を付けないように気をつけながら、そろそろと切って行って端の1/10程度を取り外した。そこからドライバをいれてこじって、やっとケースがはがれた。
 見ると被服ケースはしっかりと接着してある。これではそう簡単には開かないわけだ。「直す」なんて誰も考えてないのかな。

 開けたらすぐ基板が出てくるものと思っていたら、なんとぴかぴかのめっきの箱がさらに入っていて、これもまた爪が厳重にかんでいた。電磁シールド対策と思われる。
 もうここまで来ると結構平気で、かまわんから爪をぼんぼん折っていってシールドケースを開け、基板だけにした。

 次はテスターでいろいろ調べてみた。もともと症状というのが、通信ができず、それもパソコンにつないでも全然インジケーターランプがつかないので、どうも原因は電源じゃないかと踏んでいた。
 テスターで線を一本一本、基板のところとチェックするが、みんな導通している。基板なのかなあ。さすがにそこから先は直せない。

 残念ながらおシャカか、と思って、とりあえず基板だけで本体とLANにつないでみたら、あら?
 インジケーターがついたのである。
 動いていたNetScapeのページをreloadしてみると、ちゃんと通信している。よかった!

 とりあえず爪を折ったシールドケースに入れ、切り刻んだ被服ケースに入れてそのまま使っている。ぼろぼろのみてくれが非常に怪しくていい。:)


(c)久島昌弘 1997.09.14
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