IrDA on Linux Chandra

私は世間で「チャンドラ」と呼ばれているノートPCを1998年2月から使っている。 当初はRIOSシステムがIBMの依頼で作り(?)、IBMが結局販売しなかったのを秋葉の業者が販売したらものすごく受けた、それから日立がOEMして、その次世代機がThinkPad235で、とか、バッテリはソニーかパナソニックのビデオバッテリが使用可能で、小さな筐体なのにPCカードスロット3枚、その他普通はポートレプリケータについていそうなものが全部本体についている、などと、いろいろと話題になったマシンである。(私のは「日立 Flora Prius 210T13E」である。)
私はこれを1998年2月以来、RedHat4.2+PJE→VineLinux1.1CRというlinux環境でずっと使い続けている。HDも1GB→3.2GB→6.4GBと入れ換えながら使っている、私のメインマシンである。

最近、頻繁なスケジュール管理を要する立場になり、スケジュールを見るのにいちいちノートPCのicalを見に行くのも面倒なことになってしまった。職場ではpalmのユーザーが結構多く、その一人から貸してもらったpalmがなかなか使いいいので、結局一つ買うことにした。新機種はカラーやらなにやらいろいろあるが、安いやつがよかったのでpalm Vx millenium(限定色ブルーメタリックのやつ)にした。え? 安いのならなんでWorkPad c3じゃないかって? そりゃちっとくらいはええかっこしたいやん.. :)
機種を選定するには、当然ながらPalmFan.comやその他のページを参考にさせていただいた。また、palmのカバーとストラップに関しては「Mono Tone」を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました。ストラップそのものは、どこかに変わったのはないかと、美浜のアヤしげなものを売ってるショップをうろついてみたが、結局は適当なものが見当たらずに携帯電話用のスプリングタイプのストラップを購入した。

さて、それでpalmを使うにはパソコンとsyncしないと便利でない。私は職場も自宅もVineLinux2.1CRのデスクトップマシンを使っている。こちらとのHotSyncはpilot-linkとjpilotを使って簡単に達成できた。
なので、次はメインマシンであるチャンドラとのIrDAによる赤外線HotSyncである。

まずはIrDA関連モジュールであるが、Vine2.1のカーネル2.2系だとすでに使用可能になっているとのことで、チャンドラ使い始めて2年して初めて、Vine1.1→2.1にアップグレードした。(セキュリティパッチなどのマイナーアップグレードは全部行なっているが、システム入れ換えは初めてである。実はここでHDのパラメータ絡みで3日ほどハマってしまった。近辺の識者がいう通り「メインマシンは不可欠な要素がない限り、メジャーなアップグレードはするな」というアドバイスに従ってきていたので、このときばかりは多少弱気になってちょびっとだけ後悔したものだ。)

さて、IrDAであるが、 こちらは、ネットワークでいろいろと探したところ、kondaraのirda-utilsをつかうとよいとのこと。ただしsrc.rpmからやった報告は見たことがない。私はなるべくsrc.rpmからリビルドすることにしているので、これもやってみることにした。

まずはkondaraからirda-utils-0.9.14-3k.nosrc.rpmをgetしてきて展開する。さらに祖の中のspecファイルに書いてあるirda-utils-0.9.14.tar.gzを、sourceforgeからgetしてきて展開し、rpm -baでリビルドする。
しかしこれでは不成功である。specファイルの途中でexitしている感じ。そこでchatで識者に意見を求めると、彼がspecファイルをみてくれて、どこか上の方に「%define _initscriptdir /etc/rc.d/init.d」をつけくわえてみたら?、とのこと。適当にそれらしいところに加えてリビルドしたところ、それでうまく行った。インストールする。
あとは;


# mknod -m 0666 /dev/ircomm0 c 161 0
# mknod -m 0666 /dev/ircomm0 c 161 1

し、さらに/etc/conf.modules の中に;

alias tty-ldisc-11 irtty
alias char-major-60 ircomm_tty

を追加。さらに;

modprobe ircomm-tty
modprobe ircomm
modprobe irda
modprobe irtty

を/etc/rc.d/rc.localに追加した。irda-utilsのインストールの際に /etc/rc.d/init.d/irdaが追加されているので、それをonにするとOKのようである。

旧Palm(OS3.0なのか? よく知らない)にはHotSyncで赤外線を使うオプションがないのだが、今度買ったPalm Vx Milleniumにはそのオプションがあった。なのでPalmについては特別な下準備はしていない。チャンドラの近くにpalmを置いて電源をいれ、チャンドラ側でjpilotで「sync」ボタンを押し、palm側のHotSyncボタンを押すとsyncが始まる。終るとpalmは勝手に電源が切れる。非常に便利になった。


(c)久島昌弘
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