Replacing Linux Chandra to Linux s30

面倒なことが起きた。9/27(木)の昼頃、現在のメインマシンであるチャンドラが突然起動しなくなった。

写真でおわかりいただけるだろうか(写真はクリックすると拡大します。以下同文。)、画面上のランプが左から1つおきにオレンジ・オレンジ・緑と点灯している。オレンジ二つはバッテリが認識されている状態で、緑が電源がオンになっていることを示している。この場合、「ピッ」と音がして起動プロセスが進むはずなのだが、ご覧のとおり画面は真っ黒のままである。いやな感じがしたのでメーカーの日立のサポートに連絡し、状況を説明したところ、マザーボードかハードディスクの問題であろうとのことであった。マシンは98年1月に購入して以来、3年半使っている。軽い筐体に機能がフル装備された非常に使いやすいマシンであったが、さすがに引退の時が訪れたようだ。
…などと悠長なことは言っていられない。職場が引っ越しその他で様々な方面との連絡を緊密にしなくてはならない時で、一日たりともメール環境を手放すわけにはいかない。よくもまあこんなときに壊れてくれたもんだ。

早速リサーチを開始した。結局のところはIBMのs30にすることになった。で、急ぎである。近辺のパソコンショップに連絡しCompuTown沖縄に在庫があることがわかったので、早速買いに走った。
ただそれだけか、って? まあ単にパソコン買って使うならそれだけだが、実は私の環境は前のチャンドラの頃から完全にlinux環境でWindowsは消去されている。今回も買って来たパソコンに大急ぎでlinuxをインストールすることになる。
さらに今回は前のチャンドラが壊れている。そこのデータも確保したい。
結構やることが多い。

買って来たものは写真のようにパソコン本体とUSB接続の純正フロッピードライブである。あと小物を幾つか。PC自体は表面がつるつるのブラックで「ミラージュブラック」と名前が付いている。かっこいいけど、選んだというわけではない。在庫がこれしかなかったのだ。
箱から取りだすとつるつるの表面に写真のようなビニールが貼られていた。

時間がないのでがんがんインストールする。USBフロッピーにPCMCIAを使う起動ディスク、pcmcia.imgを入れ起動し、ネットワーク内にあるhttpサーバに置いたCDからVineLinux2.1.5をインストールする。インストール時は内蔵イーサネットが使えないので、写真のように向かって左のPCカードスロットに挿した3ComのXjackタイプのイーサネットカードを使用している。結局のところこのマシンのWindowsの起動画面は一度も見ていない。電源入れていきなりハードディスクの初期化でWindowsは消去されている。
あっと、デスクに載ってるグラスは…エクリプスのシャンパンです。PC買うのに走り回ったんで、暑苦しくって……。void先生、どうもありがとうございます。

インストールに際してはこちらのページを参考にさせて頂きました。(この方も「突然ノートPCが壊れたので」新機種になってますね。)Xの設定もこのページにあるやつですんなりといきます。どうもありがとうございました。
インストールに並行して、ハードディスクを取りだすためにチャンドラを分解している。底面のネジを外そうとして裏返してみると、シリアルナンバーなどを書いたラベルがすっかり摩滅していた。まあここまで使えば本望か?

チャンドラから取りだしたハードディスクは、写真のとおりに2.5インチ<->3.5インチ変換ソケットを介してこれもLinuxのデスクトップPCにIDEケーブルで接続(エリエールの箱の上に載っているやつがそれです。6GB。)し、デスクトップ側でマウントして内容を取りだし、s30に転送しました。前々日までのバックアップはありましたが、昨日と今日の分もこれで失わずに取りだすことができました。


インストールは着々と進み、写真の様にX Windowにgnomeが起動しています。シャンパンはなくなっている。:)
この時試してみたところでは、PCカードスロットにさしたイーサカードとビルトインのイーサネットポートはどちらも認識し、eth0とeth1として定義された。ここにアダプタ経由でデジカメのスマーメディアを挿してもOK。また下のコンパクトフラッシュスロットに挿したPHSも認知された。これで私の現在の住環境として足りないのはチャンドラで便利に利用していたIrDA経由のPalm Pilotとのhotsyncである。これはUSB経由のケーブルないしは赤外線デバイスを今後試してみることになるだろう。

写真にHDをはずされたチャンドラを示す。3年半の間、乱暴な扱いをくぐり抜けてここまできました。どうもごくろうさん。この間、チャンドラメーリングリストの皆さんに、秋葉原でのハードディスク換装などで大変お世話になりました。どうもありがとうございました。本機はいずれはオークションか何かに部品マシンとしてでも出します。上に載っているのが入っていたハードディスクです。
ちなみに私のこのチャンドラでもう一つ話題に登るのがこの写真の部分。消えてますが「M」のキー(「も」と書いてあるやつ)に白い横線がみえますが、これは、私の爪がいつもおなじ場所に当たるのでキートップにできた「溝」です。リターンの代わりにCtrl+Mを打つのでこうなったようです。うえの「K」にもついている。ホームポジションのところと、指を垂直に立てて打つときの場所、それぞれ2カ所に溝ができているようです。

写真のようにUSBマウスもOKです。

こっちの写真のシールは、ま、シャレです。:)
アップルもこういう小さくて軽いiBookを作ればいいのにと思います。

とりあえず事故発生からマシンをもう一台、元の環境で立ち上げるまで、約24時間でした。やれやれ。

問題点

  1. vine-users [037626]からのスレッドにあるが、procmailのセキュリティバージョンアップに伴い、権限問題で「新規ユーザー」のメールスプールが作れなくなっていたらしい。新PCをインストールしてアカウントを作った私は「新規ユーザー」で、メールを取りにいったらしっかりこれにハマってしまいました。4日くらい悩んで、procmailを使わずpostfixがそのままメール配信するようにして解決。なので9/28近辺にメールを100通ほど喪失、さらにメール通信が4日ほどできませんでした。
  2. えらいスワップが多いと思ったら、最初メモリを64MBしか認識しなかった。lilo.confに「append="mem=127M apm=on"」を書き込んで解決。でも、いまどきなぜ??
  3. この機種は、現時点ではlinuxでサスペンド/レジュームやハイバネーションが成功していないらしい。リサーチ時間が短かったのが災いして、すこしがんばらないといけないマシンをつかんだらしい。やれやれ。

(c)久島昌弘
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